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豊田直巳さん講演会を開催しました

3月29日(日)にフォトジャーナリスト、豊田直巳さんの講演会を開催しました。

参加者は約60人。いつものように平均年齢は高めでしたが、なかには小学生くらいの子どもと一緒に参加してくださった方も数人いらっしゃいました。
豊田さんは長年取材してきた海外の紛争地や原発事故後の福島の写真や映像をプロジェクタで見せながら、私たち参加者に次から次へ「この現実をどう考えるか?」と投げかけました。どれも現地に行って確かめて初めてわかる現実、あるいは意図的に作られた真実の裏にある真相です。
内容は子どもにはむずかしいところもあったかもしれませんが、豊田さんの目を通して写しとられた写真や映像は素直な子どもの視覚や心にこそ訴える力があったかもしれませんね。
講演の終盤、日本が大戦中に作っていた毒ガス兵器を、終戦とともに「なかったことにしよう」と国内の海や湖(北海道の屈斜路湖とか)に捨て証拠隠滅したり、中国にも遺棄してきた話をされました。しかし、毒ガスを作っていた大久野島(広島県竹原市)では今でも水にヒ素が含まれているし、何十年も経た現在、中国では経済成長が進む中で残存する化学兵器による事故の被害も出ているとのこと。日本でも子どもが残存化学兵器に由来するヒ素が含まれている水を飲んで被害にあったそうです。以下の新聞記事にもありますが、「秘密のつけは時代や国境を越えて広がっていく」という豊田さんの言葉が説得力をもって心に響きました。

テレビと新聞が取材に来ました。同じジャーナリストとして関心もあったからでしょうか、2時間の講演の最後のほうまでじっくり聴いたうえでそれぞれの着眼点で内容をまとめてくださっています。
当日のKNBとNHKのニュースで流れ、翌日の北陸中日新聞と富山新聞に掲載されました。

北陸中日新聞2015年3月30日

富山新聞2015年3月30日


豊田直巳さん講演会
「フォトジャーナリストが語る日本の現在(いま)
  ~イラク、フクシマ取材現場と特定秘密保護法~」


◎講師:豊田直巳[とよだ・なおみ]
 フォトジャーナリスト、秘密保護法違憲訴訟原告

◎時間&会場:
14:00~16:00 サンシップとやま 701号室

◎参加費:一般 1,000円、大学生 500円(高校生以下は無料)
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